弱いは最強?
不幸自慢こそが強いと言うアドラー心理学
昨年自己啓発のビジネス書で一番売れた「嫌われる勇気」というアドラー心理学の書籍を自分も読みました。思い出すのが、「弱さは非常に強くて権力がある」ということ。事例として挙げられていたのは、「不幸自慢」です。
例えば背の低い人が嘆いていて、「気にすんなよ」と声を掛けたら「お前に背の低い奴の気持ちがわかるものか!」と突っぱねる。そうするともう周りは何も言えなくなります。
背の低いを病気や失恋などに置き換えても通用します。不幸を盾にすることで人より優位に立つのはやめよ。という話でした。
しかし難病・障害は不運ではあっても不幸ではない
先月やっと自分の病を告白したわけですが、昨年この書籍を読んだのが影響し、告白が遅れたのはあると思います。
NNNドキュメントで取り上げられていた、癌患者のメンタルケアをするカウンセラーの言っていた言葉により、私の意識は変わりました。
「病気にかかったとしても、それは不運ではあっても不幸ではない」
この言葉で、難病でも幸せになってよいんだ、不幸に思っている難病患者を助けたいとの想いを強くしました。
言われるとツラいこと・大丈夫なこと
冒頭の弱いは強いの話に戻ると、こういうことを言うと強いから卑怯じゃんと思われるかもしれませんが、言われるとツラいこととそうでないことがあります。
自分の場合はワンピースのブルック(骸骨キャラ)とか容姿について言われるのは全然構わなくて、病気告白前に言われてツラかったのは、その場のノリで腕相撲の流れになり、女性にも勝てなくて、男らしくないと言われたことです。いまだにトラウマ。
人によって様々だと思いますが、女性には容姿について言うのはやっぱりNGですよね。
今日はここまで。そんじゃーね。
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