生まれてきて良かった!(死生感について)
今日は誕生日です。ハッピーバースデートゥミー。
私は難病があったとしても人間に生まれてきて良かったと思っています。
小学生の頃から星新一や小松左京や筒井康隆など和製SFを読み漁ったり、科学が好きなこともあり、物理主義に振り切っており、それでいて喜怒哀楽や精神世界が感じられる人間という生物が面白いなーと感じていました。
そんな中、2年前に大動脈解離で死の淵をさまよい、若くして死にたくないとの思いを強くしました。
やはり一般的に言われる親兄弟や友達が悲しむことが頭をもたげて、次に来るのは死んだあとにもし輪廻転生がなかったとしたら、意識は失った状態が永遠に続くと考えているので、その喪失感への恐怖。
私が以前生きる意義を定義した時は「関係する人と楽しい・嬉しい思いを共有したい」ということをテーマにしました。
結局は物理主義に反する観念論が生きるテーマになったのは面白いものです。
飽きるほど生きてはいないし、もっとみんなと楽しい思い出を作りたいし、その得た楽しい思い出が無くなってしまうのは嫌です。
生きてりゃ辛いこと苦しいこともあるかもしれないけど、それでも楽しい思い出をこれからも作りたい。
だから生きてても辛い人が周りにいたら助けてあげたいなと思うわけです。