自分の理解できないマイノリティを潜在的に差別する人たち
すげーいっぱい言及したいニュースが最近多いけど、まずは自民党の杉田水脈議員のLGBT潜在的差別の件ね。
当人は「私はLGBT差別なんかしない」と言うわりに、LGBTは子供を産めないから生産性が無いと言い、税金使いたくないというのは差別だよね。
そしてLGBTを盛り上げることで本来産めるはずの人が産まないカップルになったら不幸だとまで言う。自分は差別してないと思い込んでるけど、れっきとした差別だからね。潜在的差別。
こういう「生産性が無いから切り捨てる」って選民思想は、極論言わせてもらうと、相模原障害者施設大量殺人の植松聖と考え方の根っこは同じだと思うんだよね。
植松が衆議院議長宛の手紙に記した「障害者は不幸しか生み出さないから殺します」というのと一緒じゃん。
杉田議員にしても、植松にしても、例えば自分の娘/息子がLGBTや障害者になったら福祉をカットしたり殺すのかって話。しないでしょ。
話題変わって、一般的な人のLGBTについての認識の話。
今日同僚と話してて、「LGBTって7%もいるんですね。0.何%ぐらいと思ってました」と。
「以前から勉強していたので、7%というのは知っていたし、それだけいるわけだから、学校の40人クラスだったら2~3人いるよ。例えば有名人だとアップルのCEOのティムクックもLGBTだよ」と教えました。
0.何%と言う認識も合っていて、日本の職場でのカミングアウト率は4%なので、7%×4%=0.28%となります。1000人に3人しかカミングアウトしません。何故なら日本の受け入れ体制・土壌がないため、告白した途端に差別の嵐に巻き込まれるからです。
まぁ、LGBTにとっちゃ、生きづらい世の中よな。
そういえば、アップルのロゴ、レインボーやったな。