大動脈基部置換手術からの仕事復帰
8~9月に手術を前提とした検査入院をし、大動脈基部の膨張径が50mm近くあったのでそのまま人工血管への置換手術をしました。手術日から退院日までの期間は3週半で済みました。
知見としては、開胸手術をすると、2週間ぐらいくしゃみや上半身をひねるといった軽動作だけで痛むので自分の腕で自分を抱くというアクションが有効だったということ。
あとは自分の場合は術後2週間は高熱が続いたので、遠慮せずに氷枕をリクエストした方がいいね。
今週より仕事復帰。今回は入院中からリハビリを推奨されて1日10分歩いてたのと退院後もドラクエウォークでたまに数千歩あるいてたから通勤で息が上がらなくなってる。
手術して一番大きかったのは心身ともに苦痛が減ったこと。突然死のリスクが減ったから心の平安が戻ってきたのと、退院後は胸痛や腹痛がぱったり無くなり、ほんとに手術して良かったと思ってる。
加えて、生きる希望というか夢の実現として、海外旅行の実現可能性が出てきたことも大きい。マルファン症候群の界隈では、長時間のフライト中に大動脈に異変が起こったらほぼ助からないため、海外旅行は控えるか自己責任でという風潮がある。
来年辺り腹部の膨れた大動脈も取り換えたら、夢だったイタリア旅行orフランス旅行も充分にあり得る。
なんか人生後半にして活路が開いて来たってのがワクワクしてきた。